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実施レポート 2022/11/13ウクライナ避難民に対する「サドルバック牧場 アニマルセラピー的心の休日」第4弾

 ウクライナ避難民の方々からのご希望が大変多いプログラムの1つ、「サドルバック牧場 アニマルセラピー的心の休日」。ネイチャーカウンセリングや動物とのふれあいを通したアニマルセラピー的かかわり活動(T.A.A.A.)は、自然豊かなウクライナ本国を思い出し、心も身体もリフレッシュできる機会。牧場から見えるすばらしい絶景、豊かな自然、馬・ヤギ・ブタ等とのふれあい、そして牧場のスタッフの皆様のあたたかいおもてなし、すべてがウクライナ避難民の方々にとっては「日本の心のふるさと」になっています。

 今年度、最後となるこのT.A.A.A.には、小田原市長が視察に来られるというご連絡がサドルバック牧場さんからありました。すばらしい「日本の心のふるさと・小田原」で開催させていただけることの御礼を伝える機会になればとも思いました。日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの助成をいただき準備をし、当日を迎えました。


◆8:30 集合・出発

いつものように全心連ウクライナ「心のケア」交流センターに集合。みんなでバスに移動し、バスの中で食事をいただきながら、サドルバック牧場へ。


◆10:45 小田原市長よりお言葉

早めにサドルバック牧場に到着。小田原市長もちょうど、早めに到着されたようで、これも何かのご縁ではないかと思いました。サドルバック牧場社長からはウクライナのことを心から心配していること、今日は日ごろの心配をここで忘れてゆっくりしてほしいことをお話しされました。全心連ウクライナ「心のケア」交流センターからは、ウクライナ避難民の方々の現状と、サドルバック牧場でのT.A.A.A.ではスタッフの皆様に本当によくしていただいていること、そして小田原市への感謝の気持ちをお伝えしました。小田原市長からは小田原市としてのウクライナ支援についてと、ウクライナ避難民の方々へのねぎらいのお言葉をいただきました。

みんなで記念撮影。ウクライナ避難民の方々も小田原市長と積極的に話され、名残惜しい様子でした。


◆11:15 動物とのふれあい、自然散策

牧場の方から動物との正しい接し方を教わります。この日は牧場にいる動物たちがお部屋にいるのではなく放牧されており、のんきに草を食べたりお散歩したり、ありのままの姿でした。いつもとは違ったふれあい方がたくさんできました。


◆14:00 海を見下ろす丘の上でランチタイム

この日の天気予報は曇りのち雨。できる限り外でできる体験をし尽くした後に、牧場のカフェでランチタイム。


なんとサプライズがあり、参加者の皆様からこの企画に対する感謝の乾杯をいただきました!


◆15:00 動物たちとお別れ

雨の日の牧場も風情があります。雨音を聞きながら、自然と、動物たちとお別れ。また、今回は中学生がボランティア参加。最初はちょっと緊張していたようですが、徐々に積極的に活動していけるようになり、ウクライナの子どもたちとすごく仲良くなりました。自然や動物、ウクライナの方々は、中学生の心も成長させてくれました。


サドルバック牧場のみなさんからは今回も、心あたたまるお見送り。渋滞の中、心地よい疲れを感じながら帰路につきました。


◆まとめ

 小田原市長が視察に来られ、小田原の豊かな自然や、サドルバック牧場の皆様のおもてなしにより、ウクライナ避難民の方々の癒しと心の拠り所になっていることを感じていただけたのではないかと思います。

 今回は動物たちも自然の中でリラックス、動物たちを追いかける子どもたち。自然の中では動物も、人間も、ありのままの姿になることができます。普段の日常生活ではつらい思いやストレスを抱えるウクライナ避難民の方々が、ありのままの自然の中で、本来の自分自身を取り戻したり、本来持っている生命力を取り戻したりすることができたなら嬉しく思います。



主催:

特定非営利活動法人ヒューマン・アニマル・インタラクション協会(H.A.I.協会)

一般社団法人全国心理業連合会(全心連)ウクライナ「心のケア」交流センター


場所:サドルバック牧場(神奈川県小田原市江之浦415)

対象:ウクライナからの避難民の方

担当:

ウクライナ「心のケア」交流センター在日ウクライナ人スタッフ、日本人ボランティア、全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー(話を聴くプロ)ボランティアスタッフ

参加人数:30名

----- 本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会 助成:公益財団法人日本財団 協力:

株式会社アイディアヒューマンサポートサービス

サドルバック牧場

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