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実施レポート 2022/10/30ウクライナ避難民に対する「サドルバック牧場 アニマルセラピー的心の休日」第3弾

 一般社団法人全国心理業連合会(全心連)ウクライナ「心のケア」交流センターにプログラム提供を行う形で実施してきた、「サドルバック牧場 アニマルセラピー的心の休日」。神奈川・小田原にある「サドルバック牧場」の全面協力により、大自然の中で行われるアニマルセラピー的かかわり活動(T.A.A.A.)を8月、9月と行い、「乗馬や動物とのふれあいで心を落ち着かせることができた。」「バーベキューや海で声を出すことで楽しい時間を過ごすことができた。」「野山の散策で摘み取ったハーブをお茶にして心を落ち着かせたい。」といった感想をいただくことができました。

 このプログラムはウクライナ避難民の方々に大変人気があり、8月の告知の時点で定員をはるかに超える申し込みがあり、今もウェイティングの方がたくさんおられます。この度、私ども特定非営利活動法人ヒューマン・アニマル・インタラクション協会(H.A.I.協会)が日本財団のウクライナ避難民支援助成プログラムの助成をいただけることになったことから、H.A.I.協会主催にて、11月まで定期開催とすることに決めました。

 今までと同様、当日はバスを手配し、移動中もウクライナの方同士、コミュニケーションが取れる環境を整えました。ご家族での参加も多く、いつもとは違う会話ができたようです。

◆8:30 集合・出発

移動中のバスの中で朝食、毎回好評のおにぎり弁当でした。途中休憩をはさみ、サドルバック牧場に11時過ぎに到着しました。


◆11:30 サドルバック牧場到着、動物とのふれあい

サドルバック牧場に到着しました。サドルバック牧場の皆さんのお出迎えです。今回もお天気に恵まれました。

記念撮影が終わると、動物とのふれあいの時間です。まずは、牧場の方から動物との正しい接し方を教わりました。皆さん、馬に触れたり、語りかけたり、人懐っこい馬とのコミュニケーションをとっていました。


◆13:00  海を見下ろす丘の上でランチタイム

今回は相模湾を見下ろす丘の上でのランチとなりました。牧場のスペシャルメニューのシチューで心も身体もあたたかくなりました。


◆14:00  自然散策と動物たちのエサやり体験

ランチの後は、各々自由時間。多くの方が自然散策を楽しみました。ハーブを見つけては、「これをハーブティーにして飲むと心が落ち着くの。」と微笑みながら摘み取っていました。


◆15:30 お見送り・帰路

今回も心あたたまるお見送りをしてもらいました。帰路のバスの中では、ウクライナの歌をみんなで大合唱でした。


◆まとめ

毎回天気に恵まれ、青空のもとで、大自然の中で、ゆっくり深呼吸するだけで、日本の生活でのストレスにより張り詰めた神経が少しずつ和らぎます。動物とのふれあい、エサやり体験などは、言葉を介さなくてもできるコミュニケーションです。ウクライナの方々同士での会話やアクティビティ、日本の子どもとの交流も含めて、今回の機会が孤独感を癒し、つながりを思い出すきっかけになったなら嬉しく思います。



主催:

特定非営利活動法人ヒューマン・アニマル・インタラクション協会(H.A.I.協会)

一般社団法人全国心理業連合会(全心連)ウクライナ「心のケア」交流センター


場所:サドルバック牧場(神奈川県小田原市江之浦415)

対象:ウクライナからの避難民の方

担当:

ウクライナ「心のケア」交流センター在日ウクライナ人スタッフ、日本人ボランティア、話を聴くプロ(全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー)

参加人数:24名

----- 本企画は下記の皆様にご後援、ご協力をいただきました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 後援:一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会 助成:公益財団法人日本財団 協力:

株式会社アイディアヒューマンサポートサービス

サドルバック牧場

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